2019年2月5日放送の『名医とつながる!たけしの家庭の医学』は骨を丈夫にする「第3の栄養素」について特集!カルシウム&ビタミンだけでは不十分だった!骨を丈夫にする“第3の栄養素”「亜鉛」とは?骨粗しょう症治療の名医が最新研究を解説!さらに、レンジで簡単&毎日無理なく食べられる骨を丈夫にするレシピも登場!紹介された情報をまとめました!
骨を丈夫にする“第3の栄養素”「亜鉛」
骨を丈夫に保つための今までの常識
骨が折れやすくなる最大の要因、それは「骨粗しょう症」。
若いころは固い組織がぎっしり詰まっている骨の中が、歳を重ねるにつれスカスカに…。このもろくなった骨が、転んだ程度の少しの衝撃でも折れてしまうため、骨折患者が後を絶たないんです。
では、みなさんはどのような対策をしているのか聞いてみると、下記のような答えが。
・カルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDの摂取
・できるだけ運動をする
この3つの予防法が骨を丈夫に保つための今までの常識でした。
しかし!これらの3つの予防法だけでは、骨を守ることは難しいんです!
教えてくれるのは、長野県松本市 信州大学医学部付属病院で骨粗しょう症治療のリーダーを務める、整形外科 中村幸男先生。中村先生は、世界の骨粗しょう症研究をリードするハーバード大学で教鞭をとりながら、最新の研究に携わってきた、骨粗しょう症治療・研究のスペシャリストです。
骨を守る最新栄養素「亜鉛」
中村先生の調査によると、カルシウム・ビタミンDなどの栄養を適切に摂取し、運動をしているにも関わらず骨折してしまう患者さんが多数いるんだそう。
では、骨折予防をしていても、骨がもろくなってしまうのはどうしてなんでしょう?
調べてみると、カルシウム・ビタミンDの他に骨の健康に欠かせない重要な栄養素があることがわかりました。
それが、亜鉛!
亜鉛の摂取を積極的に行うことにより、骨密度が大幅に改善することがわかったんです。
「亜鉛」とは?
亜鉛とは、カルシウムや鉄などと同じく、身体に欠かせない必須ミネラル。
亜鉛はカルシウムを使って骨をつくる細胞の働きを活性化。これによって、年をとっても骨を丈夫にする効果があることがわかってきたんだそう。
ちなみに、亜鉛を多く含む代表的な食材は、カキ・豚肉のレバー・牛肉など。
とはいえ、毎日カキや肉を食べるのは、大変ですよね…。
そこで、今日は毎日無理なく食べられる亜鉛たっぷりレシピを教えてもらいます♪
骨を丈夫にする簡単レシピ
教えてくれるのは、家庭料理研究家 奥薗壽子先生!
レンジで簡単&毎日無理なく美味しく食べられる、亜鉛&カルシウムたっぷり簡単レシピ!
亜鉛&カルシウムたっぷり常備菜、そしてそれを使ったアレンジレシピも♪
亜鉛:4mg(牛モモ肉 約100g分)
カルシウム:220mg(牛乳 コップ約1杯分)
油揚げの甘辛煮
たらことゴマの万能ふりかけ
その他紹介された情報はこちら!
▼ABCテレビ「名医とつながる!たけしの家庭の医学」
火曜 20時00分~20時54分
出演:ビートたけし、澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー) 高橋英樹、榊原郁恵、内田恭子、ガダルカナル・タカ