2021年2月9日放送の『林修の今でしょ!講座』は「油」講座。オリーブオイル・亜麻仁油・こめ油・ゴマ油、さらに話題のMCTオイルや変わり種油まで、栄養素やその健康効果を徹底調査!さらに、企業おすすめのアレンジレシピも紹介!紹介された情報をまとめました。詳しい情報はこちら!
大ヒット「油」講座SP
過去最高売り上げを更新中だという「油」。今回は現在大ヒット中の油9つを番組がピックアップし、栄養素やその健康効果を徹底調査!オリーブオイル、亜麻仁油、こめ油、ごま油、そして今話題のMCTオイルや変わり種オイルまで、その違いや最適な調理法を学びます。抗酸化力が高まる!?便秘解消!?体脂肪がつきにくい体になる!?オメガ3が豊富!?自分に合う油の選び方が分かります!さらに企業オススメの油を使ったアレンジレシピも紹介!
ごま油
肝臓のためになる栄養素「ゴマリグナン」が豊富。
「ゴマリグナン」が悪玉コレステロールをやっつけてくれる。
1日大さじ1杯程度が目安。
1967年発売。年間2500万本売れるヒット商品。
*2021年2月25日にはごま油初の特定保健用食品「かどや製油の健やかごま油」も発売。ゴマリグナンのうち、セサミン・セサモリンの含有量を保証している。
アボカドキムチ
肝臓が元気になる効果が期待できる「ごま油」を使ったアレンジレシピ♪
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納豆に「ごま油」をちょいがけするのもオススメ♪
太白ごま油
ごまの栄養はそのまま。香りがないから様々な料理で使えるごま油。
ごまを香り成分のない生の状態で搾るため白いごま油に。
酸化しにくく高温加熱にも強いので、時間が経っても油っぽくならない。
コレステロールゼロなので、お菓子作りにも◎。
2008年、バター不足の影響で大ヒット。プロの料理人も愛用する白いごま油
じゃがいも太白味噌汁
ダシいらず!旨みとコクのある「太白胡麻油」を使ったお味噌汁♪
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亜麻仁油
亜麻という植物の種を絞り油を抽出。肉・魚・野菜など食材や料理にそのままかけて楽しむ油。
オメガ3が豊富。
オメガ3をアマニ油で摂るなら1日小さじ1杯程度が目安
熱に弱く加熱調理には向かない
ウイルスや細菌が体内に入ると、やっつけるために免疫細胞が活性化されるが、食生活の乱れなどが原因で免疫細胞が暴走し始める。
免疫の過剰反応が起きることでアレルギーを起こしたり、高熱が出たりする。
免疫細胞の暴走を抑え正しく働かせるのが亜麻仁油にたっぷり含まれるオメガ3。
2015年発売。累計2000万本突破。
約6年前「かけるオイルブーム」で人気に。アマニ油の市場規模は25億円(2014年)→100億円(2020年)に!
油は空気中の酸素に触れることで酸化し、味などが劣化してしまう。
日清のアマニ油は“フレッシュキープボトル”を採用。アマニ油を酸化から守っている。
アマニ油×ヨーグルト
ヨーグルトにアマニ油をかけるだけ!
アマニ油のクセのないさっぱりした味わいがヨーグルトとマッチ。
ヨーグルトにに張乳酸菌が豊富。乳酸菌が腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善してくれる。
乳酸菌を多く含むヨーグルトとオメガ3を多く含むアマニ油は免疫力UPによい組み合わせ♪
アマニ ブレンド油
アマニ油とコーン油の特許ブレンドで加熱が可能に!
加熱調理にも使える!熱に弱い「アマニ油」の弱点を特許取得の技術で解決!
オメガ3は加熱されると酸素と結びつき酸化する。これはオメガ3が酸素を食べるのが酸化の原因。より酸素を食べるオメガ6をブレンドすることで、オメガ6が酸素を代わりに食べてくれ、そのおかげで加熱してもオメガ3が残る。
2016年発売。累計販売本数260万本。
熱に強いオメガ6が多く含まれるコーン油をブレンド。加熱しても嫌な香りも出にくい。
海鮮チヂミ
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オリーブオイル
イタ飯ブームが起きた90年代からマーケットが一気に拡大。現在、日本での食用油の市場規模No.1!
腸によいポリフェノール&オレイン酸が豊富
1日大さじ1~2杯程度が目安。
パスタやサラダにかけてよし、炒め物にも使ってよし!使い道がたくさんある万能油「オリーブオイル」。
ポリフェノール:善玉菌を活性化させ、腸内環境の改善に役立つ。
オレイン酸:腸のぜん道運動を促進し、便秘改善に役立つ。
1996年発売。累計2億5000万本突破。
早摘みグリーンオリーブを使用したエキストラバージンオリーブオイルはポリフェノールが多い。
豆腐とアボカドのサラダ
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米油
お米から抽出される油。ビタミンEなどの栄養素が豊富。
抗酸化作用の強い「トコトリノエール」「γーオリザノール」が含まれているため肌トラブル改善に期待できる
炒め物はもちろん、サラダにそのままかけても◎。いろんな料理に使える。特に揚げ物に使うとカラっと揚がると大評判。
米油の原料は米ぬかに含まれる油分。
玄米の表面を削って白米にするときに出る副産物「米ぬか」。実はお米の栄養の約90%が米ぬかに!
抗酸化物質は体内に入ると血液循環が良くなる→肌トラブル改善効果に期待できる
抗酸化物質が活性酸素をたいじ→血流が改善→肌の代謝が良くなる→肌トラブル改善
また、抗酸化成分が油の酸化を防ぐので、加熱してもドロドロになりにくく油汚れも簡単に落とせる。
2007年発売。累計販売本数1000万本突破。
サーモンときのこのアヒージョ
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から揚げの日の油
から揚げに特化したから揚げ専用油。
油の中にアラキドン酸や香辛料を配合。家庭でもプロの味に大変身!
2019年発売。「専用油」として大ヒット!
から揚げを揚げるためだけに開発された「から揚げ専用油」。
「から揚げの日の油」を使うと、家庭でも唐揚げ専門店のようなから揚げが作れる!
使い方はとっても簡単!
1.下味をつけた鶏肉に衣をまぶす。
2.「から揚げの日の油」で揚げるだけ!
から揚げ専門店は大きなフライヤーを使って大量に揚げているため、お肉からあふれ出る下味の調味料・香辛料、鶏肉の旨味などが揚げている油に移っている。「から揚げの日の油」は様々なエキスが溶け出ている油を再現。油に肉・魚・卵に含まれる、動物性のおいしさの成分「アラキドン酸」を調合。事前に美味しさの成分を加えることで専門店と同じ油の環境を作っている。
MCTオイル
味やにおいが少なくさっぱりした油。
体内に入ると他の油より早く吸収される → 体脂肪として蓄積しにくく、素早くエネルギーに!
適量は小さじ1杯(4.6g)程度~
MCTとはココナッツやパームフルーツに含まれる成分。継続して摂ることで代謝が高まり、運動時に脂肪を使いやすくなる可能性が報告されている。
「MCT」は「Medium Chain Triglyceride」(中鎖脂肪酸油)の略。普通の油は炭素の鎖が16~18個連なっているところ、MCTは8~10個と短い炭素の鎖なのが特徴。
・炭素の鎖が短いので、体への吸収が早い → 脂肪として蓄積されにくく素早くエネルギーになる
・油なのに水溶性という特徴がある → 体の中によくなじんで吸収がいい
*揚げ物や炒め物には使わず、料理に直接かけて使った方がよい。
2015年発売。累計2000万本突破。
*「MCT」はどんな食材と一緒に摂るとよい?
たんぱく質と相性が良い。
たんぱく質をとって筋肉を作るときにはエネルギーが必要 → MCTは効率よくエネルギーを補給できる。
オススメは卵かけご飯。
日清キャノーラ油
家庭で使う油の大定番。
油っこいイメージを覆した特許技術の独自製法で作られている。
サラダ油:菜種や大豆などを原料に精製されたクッキングオイルの総称。
キャノーラ油:厳選された菜種を使用し、活性炭フィルターを使って不純物を取り除くことで加熱しても嫌な臭いが少なくどんな料理にも使える油に。
活性炭フィルターを使って不純物を取り除くことで加熱しても嫌な臭いが少ない油に。においが少ないからこそどんな料理にも使われる。
1992年発売。累計17億本突破。
▼テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
2021年2月9日(火)19:00~20:54
出演:林修、伊沢拓司、佐々木久美(日向坂46)七五三掛龍也(Travis Japan)高畑淳子、川西賢志郎(和牛)、水田信二(和牛)
講師:伊藤明子 守口徹 山田昌治