2023年10月30日放送のNHK『あさイチ』はこんな効果があったのか!?魅惑の海藻パワー!紹介された情報やレシピをまとめました!作り方や材料など詳しい情報はこちら!
こんな効果があったのか!?魅惑の海藻パワー
海藻でベジファーストより血糖値の上昇を抑制!?海藻に含まれるアルギン酸で腸内の「やせ菌」を復活!?コンビニのサンドイッチがパサパサにならない理由とは!?アメリカのセレブが注目!ベーコン味の海藻!?
海藻に含まれるアルギン酸
食事の時に先に野菜を食べる「ベジファースト」。食後の血糖値の上昇を抑え、脂肪がつきにくくなると言われています。ところが、その効果より高いものが見つかったんだそう。それが『海藻』。
海藻ファーストをオススメしているのが、和洋女子大学 准教授の多賀昌樹さん。
大学生たちにごはんを食べてもらって食後血糖値を測定。
キャベツを先にを食べた人 → 血糖値上昇を抑えられた
めかぶを先に食べた人 → より血糖値の上昇を抑えられた
この違いを生んだのが、めかぶのネバネバした成分「アルギン酸」。ワカメや昆布などに含まれている水溶性食物繊維。
食事でとった糖は小腸で吸収されて血液に入っていく → 一気に吸収されるので血糖値が急上昇する。しかし、食事のはじめに海藻を食べておくと、小腸にネバネバのアルギン酸が入ってきて、小腸の壁をバリア。糖をキャッチして一気に吸収するのを抑えてくれる。
アルギン酸が多い海藻
わかめ、昆布、ひじき、アカモクなど褐藻類。
(もずくにも少し含まれている)
*海藻類の中でも特に昆布についてはヨウ素をたくさん含んでいるため、甲状腺の病気の心配がある人は食べすぎには注意
海藻のアルギン酸が日本人の腸内細菌を守っている!?
日本人の海藻摂取量は年々減っているんだとか。
1994年には4.2g食べていたのが、2022年には1日あたり2.1gと半分になっているんだそう。
影響を及ぼしているのが、腸内細菌。
教えてくれたのは、大妻女史大学の青江誠一郎教授。
大腸には様々な種類の腸内細菌が暮らしている。食事の残りかすを餌にしているが、それぞれの菌が好むものが違うんだそう。
例えばお肉を多く食べていると、脂質を好む菌が増える。日本人はもともと海藻を多く食べてきたので、アルギン酸を好む腸内細菌が多かった。これの腸内細菌が通常「やせ菌」と呼ばれているもの。やせ菌が多いと太りにくいと言われているんだとか。
脂肪燃焼・コレステロールを低下させる成分を出す
アルギン酸で料理をふわふわジューシーに!
アルギン酸には料理をおいしくするパワーも。パン生地に練りこめば押しつぶしてもふんわり元通り!アイスクリームに入れれば溶けにくくなるんだとか。注目されるのがアルギン酸の保水力。
海藻ペースト
家庭でも簡単にできるアルギン酸パワー全開の魔法のペースト!
↓ 材料・作り方はこちら!
しっとりだし巻き卵
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だし汁あふれる 和風ハンバーグ
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新感覚な海藻「ダルス」
アメリカで注目されている海藻「ダルス」。焼くとベーコンの味がするんだそう。ベーコンに似ているのにヘルシーだということで、ハリウッド女優やスーパーモデルも食べているんだとか。
ダルスのからめ麺
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▼NHK「あさイチ」
月曜~金曜 8時15分~9時55分
出演:博多大吉,博多華丸,鈴木奈穂子,駒村多恵 他
ゲスト:磯山さやか 中川大輔