2020年2月25日放送のNHK『あさイチ』は、安くてビタミンが豊富な「豆苗」を特集!紹介された豆苗レシピや豆苗を自宅で栽培する際のポイントをまとめました!作り方や材料など詳しい情報はこちら!
「豆苗」レシピ&「豆苗」栽培ポイント
1パック100円前後で売られている「豆苗(とうみょう)」。安くて便利な食材ですが、実はビタミン類(特にβカロテン・ビタミンC・ビタミンK・葉酸)が豊富なんだそう。
美味しく食べるにはさっと炒めるのがオススメ!シャキシャキ食感で食べられるレシピや、栄養素を効率的に摂取できるメニューを紹介!また、自宅で豆苗を栽培する際のポイントも教えてくれます♪ 上手に育てるコツとは?
紹介された「豆苗」レシピ
豆苗のガーリック炒め
豆苗はシャキシャキ感が命!
炒め時間はたった15秒!ポイントは豆苗を炒める前のひと手間♪
↓ 材料・作り方はこちら!
豆苗のクラムチャウダー
豆苗に含まれるビタミンだけでなく、鉄分・カルシウムまで上手に摂れるお得レシピ!
スープにすれば溶け出た水溶性ビタミンも取り込める♪
↓ 材料・作り方はこちら!
「豆苗」を上手に育てるコツ
豆苗は家庭で簡単に栽培できるのが嬉しい点。
上手く育てるポイントはこちら!
1.容器
少し大きめのものを使う。
豆苗の成長に大事なのは水。容器が小さいと入る水の量も少なくなるので、豆苗の外側に指が1本入るぐらいの容器がオススメ。
2.水
水は豆の下まで入れる。
豆が水に浸ってしまうとカビの原因に。
*水は1日に1回新しく入れ替える(汚れた水は菌が繁殖するので減った分を足すのではなく入れ替える)
(出典:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/)
3.日当たり
豆苗の成長に必要なのが水と光。
豆苗を育てるには室内で明るい窓際がベスト!
*真夏の直射日光は水が悪くなりやすいので避ける。
4.最初に切る位置
豆の3センチ上を切るのがポイント!
豆苗の下の方にはこれから育つ「わき芽(腋芽)」がある。これを2つ残すには豆の3cm上がベスト。
(出典:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/)
5.温度
25℃が最適な温度!
25℃が豆苗がいちばんストレスなく元気に育つ温度帯。
温度が低いと成長が遅くなり、温度が高すぎるとストレスで元気に育たない。
[その他のポイント]
● 豆苗を持って逆さに振って不要な豆を除く
逆さに振って落ちてくる豆は水につけても芽が出ない。水に浸けていると傷んで他の豆苗にも影響が出るので取ってしまう。
● 成長が早い芽は取り除く
他の芽より早く伸びていく芽は放っておくとかたくなる。先に伸びた芽は取って、味噌汁の上にのせるなどして先に食べてしまう!
● 美味しく食べようと思うと栽培は2回がオススメ!
豆苗は豆の栄養を使って育っている。
栽培を繰り返していくと豆の栄養も少なくなる→豆苗自体の栄養も減っていくと思われる。
豆苗の栄養素
豆苗はビタミンの宝庫!
βカロテン(ビタミンA)
ビタミンC
ビタミンE
(3つ合わせて「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる)
→ 美肌効果・シミ予防・動脈硬化予防
葉酸
→ 認知症予防
ビタミンK
→ 骨粗しょう症予防
ビタミンがバランスよく含まれている豆苗。
ただし、ビタミンCや葉酸は水溶性(水に溶けやすい性質)。茹でると栄養素が溶け出してしまう。電子レンジで茹でると比較的減らないのでオススメ。
まとめ・感想
安くて便利な豆苗。気候の変動にも左右されず値段も変わらないので安心の食材ですね。なにより1つ買ったら2回・3回と家で再度栽培ができるのが嬉しいところ。なので育て方のポイントは勉強になりました♪ いつもちょっと切り過ぎてたなー。もうちょっと長めに切った方が育ちやすいんですね!あとは温度。この時期、放っておくと部屋の温度も下がってしまうのでどこに置くのか迷います…。早くあたたかくならないかなー。
▼NHK「あさイチ」
月曜~金曜 8時15分~9時55分
出演:博多大吉,博多華丸,近江友里恵,駒村多恵 他
ゲスト:阿佐ヶ谷姉妹、水川あさみ
解説:東京慈恵会医科大学附属病院栄養部…赤石定典,豆苗生産会社社員…篠田友里