2019年7月30日放送のNHK『あさイチ』は夏でも食べたい「カレー」。こちらのページではその中で紹介された「カレーの冷蔵&冷凍テクニック」についてまとめました。作り方や材料など詳しいレシピはこちら!
夏でも食べたい「カレー」
カレーの冷蔵&冷凍テクニック
カレーは40℃前後で食中毒の原因となるウエルシュ菌が増殖してしまいます。かといってすぐに冷蔵庫に入れたくても、熱いままだと冷蔵庫に入れらない…。
そこで、カレーの温度を早く下げる方法を教えてもらいます!
教えてくれるのは食品保存アドバイザーの島本美由紀さん。
食品保存に関する本も多数出版されています。
時短で「冷ます」テクニック
菌を増殖させないためにはカレーをいかに早く温度を下げるかが大事。
そこで使うのが「フライパン」!
フライパンを使うと通常より30分以上早く冷ますことができます♪
2.カレーが入った鍋をのせる。
3.フライパンに水を入れる。
4.鍋の周りにも保冷剤を置く。
*保冷剤は鍋の「底」と「横」に置く!
(保冷剤を鍋の下に置くと鍋底にも水が入るので冷めやすい)
実験したところ、この方法だと大幅に冷ます時間が短縮できました♪
常温で放置した場合:約67分
フライパン+保冷剤:約9分
あとはラップをして冷蔵庫へ!
鍋にフタをして冷蔵するよりラップがオススメ。空気が入らないよう、カレーにラップをピッタリつけて覆うと菌の増殖を防ぐことができます。
*冷蔵の目安:約3日(できるだけ早く食べるのが安心です)
「冷凍」のスゴ技
2.じゃがいも・にんじんは潰す。
3.保存袋を平らに置き、なるべく薄く広げる。
4.お箸を使い、十字にしるしをつける。
5.平らにしたまま凍らせる。
*じゃがいもやにんじんはそのまま冷凍すると食感が悪くなってしまう。
*十字にしるしをつけておくと便利!折って使うことができ、1人分だけ解凍できます♪
冷凍ごはんの上に冷凍カレーをのせ、ふんわりラップをして電子レンジで加熱(600wで4分)すれば簡単に1人分のランチができますね!溶けるチーズをのせてさらに1分ほど加熱すれば「カレードリア」にもなります♪
フライパンに入れ、フタをして弱火の中火にかけると早く解凍できます♪
*冷凍の目安:約1ヶ月(できるだけ早く食べるのが安心です)
調味料にもなる「カレー氷」
[カレー氷の作り方]
1.カレーを製氷皿に入れる。
2.ラップをして凍らせる。
残った野菜スープに入れれば簡単に「カレースープ」に!
軽く刻んで野菜炒めやチャーハンに入れてもOK!
今の時期だと、そうめんつゆに入れるのもオススメなんだそう。冷やすために氷を入れるとそうめんつゆが薄くなってしまいますが、カレー氷だと溶けても味が薄くなるどころか、味変になりますね♪
まとめ・感想
カレーと言えば昔は多めに作って、食べる前にもう一度火にかけて温めては食べる、みたいなのが普通でしたよね。でも今はそれだとNG。置いてる間に菌が増殖し、食中毒の原因に。私が幼いころは食べてもなんともなかった気もするんですが、昔より気温が上がったせいなんでしょうか。
今日教えてもらった冷蔵・冷凍保存のテクニックをしっかり覚えて実践したいと思います。
そして「カレー氷」は眼からウロコ!夏になると炒め物などにカレー粉を使うことが多いんですが、カレー粉よりカレーを凍らせたカレー氷を使った方がうま味や深みがある味わいになりそうです♪
その他紹介されたレシピ
▼NHK「あさイチ」
月曜~金曜 8時15分~9時55分
出演:博多大吉,博多華丸,近江友里恵,駒村多恵,副島淳,藤原薫
ゲスト:清原果耶,三宅弘城