2024年4月27日放送の『満天☆青空レストラン』で取り上げたのは、長野県岡谷市の「うなぎ」。うなぎを使ったアイデアレシピが続々登場!作り方や材料など詳しい情報はこちら!
長野県岡谷市「うなぎ」
今日の食材は長野県岡谷市のうなぎ!
長野県岡谷市の「うなぎ」について
諏訪湖畔に位置する町、長野県岡谷市。愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ天竜川の始点があります。諏訪湖や天竜川では昭和初期までうなぎが獲れ、年間約38tもの漁獲量があったんだとか。そのため、古くから岡谷市の人々はうなぎを食べていて、消費量も全国トップクラス。冠婚葬祭や保育園・小学校・中学校の給食にもうなぎが食べられているんだそう。また、諏訪湖畔や天竜川沿いにはうなぎ屋さんが数多くあり、「うなぎのまち岡谷」として知られています。
しかし現在は多くが県外の養殖うなぎに頼っているんだそう。そんな中、立ちあがったのが、今回の名人・武井さん。工夫を凝らした名人の養鰻場で育つうなぎは天然に負けない弾力!
岡谷のうなぎは、さばきは「関東風」の背開き、焼きは蒸さずに炭火でじっくり焼く「関西風」。そのため、皮はパリパリで中はふっくらとした極上の食感と香ばしさに。その香ばしさが、甘くて濃いタレと相まって、口いっぱいにうなぎの旨みが広がります。
ちなみに、なぜうなぎの蒲焼きが関西と関東で違いができたのか?諸説ありますが、関東では武士精神が根付いた文化のため、「腹開き=切腹」を意味するとして好まれず、背開きになった説が有力なんだそう。白焼きしたあと蒸して再び焼くため、ふわっとやわらかいのが特徴。関西では、商人の町として栄えた大阪で「お互いに腹を割って話そう」というところから、腹開きになったと言われています。こちらは白焼きした後、蒸さずにタレを付けて焼くため、パリッとした香ばしさが特徴です。
岡谷市では、その”いいとこどり”。関東と関西のちょうど中間に位置しているため、関東と関西の両方の特徴がでているんだとか。
また、夏の「土用の丑の日」にはスタミナ料理としてうなぎを食べることが一般的ですが、「冬にうなぎを食べることで、健康・スタミナを増進して厳冬期を乗り切ろう」と、立春前にあたる1月最終の丑の日を「寒の土用丑の日」と定め、全国に発信しているのも岡谷市。実はうなぎの旬は脂がのった冬なんだそう。産卵や冬眠に備えて脂のノリが一番よくなるのが秋から冬だと言われているんだそうです。
「うなぎ」を使ったレシピ
うなぎのモンサンミッシェル風オムレツ
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うなぎパイ
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お取り寄せ情報
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▼日本テレビ「満天☆青空レストラン」
土曜 18時30分~19時00分
出演:宮川大輔
ゲスト:風間俊介