2023年12月16日放送の『満天☆青空レストラン』で取り上げたのは、石川県能美市の「加賀丸いも」。加賀丸いもを使ったアイデアレシピが続々登場!作り方や材料など詳しい情報はこちら!
石川県能美市「加賀丸いも」
今日の食材は、松井秀喜の故郷・石川県能美市で育つ旬の山芋・加賀丸いも!弾力たっぷりのとろろで団子を作るチゲスープ、炭火で仕上げた焼き豚ととろろの贅沢丼、蟹を使ったぜいたく山芋焼き…旬の食材を贅沢に味わう!
「加賀丸いも」とは
(出典:https://www.instagram.com/aozora_official/)
加賀丸いもは、石川県の能美市・小松市で栽培される特産のブランド山芋。ヤマノイモ属ツクネイモ群に属する黒皮種の大和芋で、大きさは大人の男性の握りこぶしほど。とろろにすりおろしたときの粘りは長いもの数倍!とろろをつまみ上げると20~30㎝も伸びるんだそう。そのモッチリとした強い粘り・独特の食感、そして滋味深い味わいを体験すると、他の山芋では物足りなくなるほどなんだとか。
「加賀丸いも」の歴史は諸説あるものの、大正時代初期に澤田仁三松さんと秋田忠作さんが伊勢へお参りに行った際、伊勢いもを食べて「これは美味しい、家族にも食べさせたい」と思って持ち帰り、栽培したのが始まりとされています(出典:http://kaga-maruimo.com/)
当時はデコボコした形でしたが、昭和9年の手取川の大洪水で粘土質の田んぼに川砂が混ざり込んで土壌が変化したことから、次第に丸い芋が育つようになったんだとか。
「加賀丸いも」と呼ばれるのは、石川県のなかでも能美市と小松市の一部で栽培される丸いもだけ。JA根上・JA能美・JA小松市の丸いも部会農家からなる「南加賀地区丸いも生産協議会」が申請し、平成28年9月に石川県内初、全国で17番目に「日本地理的表示(GI)保護制度」に登録されました。
「加賀丸いも」の特徴はなんといっても粘り。長芋よりもネバネバ成分を多く含み、水分含有量が少なく、他の芋と比べても粘り強さが違います。この粘り成分は胃腸の粘膜の保護や、肝臓や腎臓の機能を高める作用もあり、細胞を活性化し老化予防にも役立ちます。また、消化を促す作用もあり、便秘解消などの効果も期待できるんだとか。さらに、タンパク質の吸収をよくする働きは、疲労回復やスタミナ増強にも役立ちます。
高級料亭や和菓子・加工品などでも利用されますが、生食できるのも「加賀丸いも」の特徴。皮をむいてスライスしたり、すりおろすだけで抜群の美味しさ!家庭でも簡単に楽しめます。焼く・蒸す・揚げる・煮るなど加熱調理するとホクホクに!ふっくらした食感や甘みが楽しめます。クセがなく他の食材とも好相性です。
すりおろし、特製の出汁で味付けして瞬間冷凍している加工品もお取り寄せ可能。粘りが強いのですりおろすのもなかなか大変ですが、とろろにしてくれていると便利ですね♪
「加賀丸いも」を使ったレシピ
加賀丸いものふわふわ揚げ
↓ 材料・作り方はこちら!
丸いもカニ玉
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とろろチゲ
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焼豚とろろ丼
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お取り寄せ情報
▼「加賀丸いも」のお取り寄せ
▼ 中出精肉店の焼豚のお取り寄せ
*本記事に掲載されている情報は記事作成時点のもので、現在の情報と異なる場合があります
『満天☆青空レストラン』で紹介されたレシピはこちら↓
▼日本テレビ「満天☆青空レストラン」
土曜 18時30分~19時00分
出演:宮川大輔
ゲスト:マユリカ