2020年3月7日放送の『満天☆青空レストラン』で取り上げたのは、栃木県日光市の「寒ざらし蕎麦」。日光連山の清らかな水に蕎麦の実を浸すことで甘みを増す「寒ざらし蕎麦」。詳しい情報はこちら!
日光東照宮「寒ざらし蕎麦」
今日の舞台は栃木県日光市。極上の寒ざらし蕎麦!
日光連山の清らかな水に蕎麦の実を浸すことで甘みを増す「寒ざらし蕎麦」。岩塩だけでそのまま食べても絶品!
ゲストはバカリズムさん!
「寒ざらし蕎麦」とは
(出典:https://www.yonesoba.com)
「寒ざらし蕎麦(寒晒そば)」とはそばの実を厳寒の清流にさらして作るもの。秋に収穫した「玄そば」(殻付きのそばの実)を厳冬期に冷たい水につけ、これを寒風にさらして乾燥させてお蕎麦を作ります。
江戸時代には、諏訪の高島藩や伊那の高遠藩から将軍・徳川家に「暑中寒晒蕎麦」として献上されていました。
蕎麦は冷水につけて寒風にさらすと、余分なアクや渋みが抜けて、甘みが増したモチモチ食感の蕎麦に。GABAなどのアミノ酸を多く含んでいるため、血圧降下作用・中性脂肪の抑制などの効果も期待できるとして注目されているんだとか。
また、この「寒ざらし」製法のおかげで蕎麦を貯蔵できるようになり、4月から夏場にかけてもおいしく食べられるようになったんだそう。
今回紹介された「米山そば」は明治3年創業。「寒晒し蕎麦」は明治時代に一旦途絶えてしまいましたが、12年前に伝統を復活させたいと地域の方々とともに一念発起。その取り組みを知った日光東照宮から声がかかり、「洗心池」で仕込みをするようになりました。
1年に1度しか作られない特別な「日光寒晒し蕎麦」。秋に採れた日光山麓産の良質な玄そば(そばの実)を、日光東照宮境内に流れる権現水(日光連山からの伏流水を用いた世界遺産エリア独自の上水道。飲み水としても利用される)に浸し、アクや雑味を抜いた後、氷点下の寒風にさらしながら自然乾燥。最終乾燥まで冬の風の力のみで仕上げ、その後-2℃の熟成貯蔵を経て仕上げています。ソバの実が朝晩は凍り、日中は溶けるを繰り返すことで甘みが増すんだそう。
通常は1月の大寒から100日をかけ、4月GWから解禁。
住所:栃木県鹿沼市武子1900-5
電話番号:0289-65-3531
紹介されたレシピ
ちたけそば
↓ 材料・作り方はこちら!
そばがき
↓ 材料・作り方はこちら!
ガレット
↓ 材料・作り方はこちら!
まとめ・感想
とっても美味しそうなお蕎麦が登場!「寒ざらし蕎麦」も知りませんでしたが、日光東照宮でお蕎麦を作っていたことも知りませんでした。なんだか縁起がよさそうですよね♪ そしてなにより美味しそう!岩塩だけで食べたり、わさびをのせてそばつゆをちょこっと付けてたべたり、大人な食べ方がピッタリですね!お取り寄せもできるので買ってみようかな♪
「寒ざらし蕎麦」のお取り寄せ
来週は和歌山県の「フィンガーライム」。こちらも楽しみ♪
▼日本テレビ「満天☆青空レストラン」
土曜 18時30分~19時00分
出演:宮川大輔
ゲスト:バカリズム