2019年1月26日放送の『満天☆青空レストラン』で取り上げたのは、三重県・伊勢志摩の干し芋「きんこ芋」。カリッと濃厚なバター焼き、酢豚、かき揚げ、スイーツ…「きんこ芋」を使ったアイデアレシピが続々登場!作り方や材料など詳しい情報はこちら!
黄金の干し芋「きんこ芋」
本日の舞台は三重県・志摩市。
今日いただくのはこの地で古くから親しまれている冬の風物詩「きんこ芋」!
伊勢志摩で昔から作られている干し芋のことで、手間ヒマかけた「煮切り干し製法」によってモッチリ柔らかな干し芋に仕上がっています。
(出典:http://kinkoimo.com/)
今日はそんな、砂糖を使っていないのに甘い干し芋を使って、カリッと濃厚なバター焼き、酢豚、かき揚げ、そして、絶品芋蜜を使った「きんこ芋のムースプリン」も登場します!
きんこ芋とは?
「きんこ芋」とは、伊勢志摩で昔から作られている干し芋。
この地方では、冬には家庭でもきんこ芋作りが行われていて、子どもや海女さんのおやつとして親しまれています。
中でも、名人の作る「きんこ芋」はとびきり柔らかく濃厚な甘みが特徴。
きんこ芋の作り方
使うのは隼人芋という、非常に希少な全国的に珍しいサツマイモ。
こちらでは自社農場で隼人芋を栽培。肥料にはアコヤガイの貝殻を粉砕して混ぜています。国内有数の真珠養殖が盛んなこの地方ならですね。
10月末~11月にかけて収穫した隼人芋は、一旦貯蔵して熟成させ、糖度を高めます。
皮を剥き、水にさらしてアク抜きをしたら、大釜で煮るのが、名人の「きんこ芋」ならではの『煮切り干し製法』。
一般的な干し芋は、蒸してから切って干す「蒸し切り干し製法」が主流。蒸して芋を柔らかくしていますが、名人の「きんこ芋」は、芋を煮て水分を多く含ませることで、干した時もっちりと柔らかな食感に仕上げています。
そして、煮汁に漬けた状態でじっくり5時間蒸らすことで、煮汁に溶け出た甘味とうま味を再び芋に閉じ込めています。
また、切り方にも特徴が。一般的な干し芋はピアノ線で一気に切りますが、こちらのきんこ芋は、やわらかくて潰れてしまうため、包丁で厚めにスライスしています。
そして、乾燥機でほどよく水分を飛ばし、仕上げは天日干し。乾燥機と天日干しで1週間かけてじっくり仕上げています。
ちなみに「きんこ」とは「なまこ」のこと。形が似ているからこの名が付いたんだとか。
(出典:http://kinkoimo.com/)
「きんこ芋」のお取り寄せはこちら
紹介されたレシピ
きんこ芋のバター焼き
地元ならではのオススメの食べ方♪
きんこ芋の生ハム巻き
手軽にできて、お酒にもよく合う一品♪
きんこ芋のかき揚げ
衣にあおさを入れて磯の香りが♪
きんこ芋の酢豚
きんこ芋の甘み・芋の風味が料理にも合う!
きんこ芋を使った「おこわ」
きんこ芋がほっくり♪
▼日本テレビ「満天☆青空レストラン」
土曜 18時30分~19時00分
出演:宮川大輔
ゲスト:チョコレートプラネット