いも類

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いも類

地下茎や根の一部に多量のデンプンやその他の多糖類が蓄えられて肥大し、塊茎(かいけい)や塊根(かいこん)となったもの。
穀物と同様に、エネルギー源とされる。

じゃがいも

じゃがいも
ナス科。別名:ばれいしょ(馬鈴薯)。
水分含量が多いが寒さに強く、長期保存しても品質があまり変化しないため、貯蔵しやすい。他のいも類に比べて糖分が少なく、たんぱく質が多い。
5月ごろに出回る「新じゃが」は未熟なうちに収穫したもので、小型で皮が薄く水分が多い。
芽や緑色になった皮の部分には毒性成分があるため、取り除いてい称する。
【種類】粉ふき芋やマッシュポテトなどに向く球状の「男爵」、粘質で煮崩れしにくいため煮物や炒めものに向く楕円形の「メークイン」が代表的。
【栄養成分】ビタミンCが豊富。
【調理法】コロッケ、サラダ、煮物、揚げ物、炒め物、スープ等。

さつまいも類

ヒルガオ科。別名:かんしょ(甘藷)、琉球いも、唐いも。
肉色は白色や黄色が一般的だが、紫色もある。
アミラーゼを多く含むため、いも類の中では唯一甘味をもつ。糖化酵素のアミラーゼは65℃くらいまででん粉を分解して甘味を出すため、ゆっくり加熱すると糖化が進み甘味が増す。
寒さに弱く、貯蔵性が悪いが、栽培が簡単で干ばつに強く収穫が多いため、救荒作物として利用された。

さつまいも(薩摩芋)
【種類】紅あずま、紅赤(べにあか)、紅おとめ、金時等。
【栄養成分】でん粉、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維が豊富。
【調理法】焼きいも、蒸しいも、煮物、天ぷら、きんとん、菓子類。
むらさきいも(紫芋)
アントシアニンを多く含み、中まで紫色をしている。加熱しても濃い紫色が残る。
この色素を活用して、ペースト、パウダー、焼酎等の種類、酢、各種飲料が作られている。
【調理法】焼き芋、スイートポテト、ポタージュ等。
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