種実類

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種実類

「種実類」とは、植物の種子や堅果類の果実で、食用にするものをいう。果実類では果肉を食用とするが、種実類は種子の胚や胚乳を食用とする。煎ってそのまま食用にしたり、油を搾ったり、料理や菓子にも広く使われる。

くり(栗)
ブナ科。
糖質の甘味とほくほくした食感が特徴。堅果類の中で唯一、糖質を主成分とする。
通常、いがの中に3粒入っていて、外側のかたい皮を「鬼皮」、実に張り付ている皮を「渋皮」と呼ぶ。
【栄養成分】糖質のほか、ビタミンC等も豊富。
【調理法】ゆで栗、焼き栗、炊き込みごはん、甘露煮、くりきんとん等の和菓子、マロングラッセ、栗ご飯、煮物、中華料理等。
アーモンド
バラ科。小アジア原産で、桃と近縁の植物。
アーモンドは果実も核も桃に比べて扁平なため、日本や中国では扁桃(へんとう)と呼ぶ。種子の中の仁を食用にする。
【栄養成分】主成分は脂質。炭水化物・たんぱく質も豊富。
【調理法】煎って食べたり、スライスや粉末を菓子や料理に利用。
カシューナッツ
ウルシ科の熱帯性高木。ブラジル原産。
花の根元にある花托部分がピーマン形に肥大し、その先端に殻に覆われた“まがたま型”の果実がぶら下がるようにつく。その果実の種子の仁を食用にしたもの。
生のカシューナッツは毒性を含むため、天日で干す、高温の蒸気で蒸す、煎るといった処理をしてから殻を剥き、製品にする。
【栄養成分】主成分は脂質。炭水化物・たんぱく質も豊富。
【調理法】煎ったり揚げたりしてつまみや菓子類に利用。
くるみ(胡桃)
クルミ科。核果の仁を食用にする。
美容食品、健康食品として利用されてきた。市販品のほとんどは西洋ぐるみと呼ばれるペルシャぐるみで、殻が薄くて割りやすく仁も大きい。
【種類】鬼ぐるみ、姫ぐるみ、しなのぐるみ、ペルシャぐるみ等。
【栄養成分】主成分は脂質。たんぱく質も豊富。
【調理法】つまみ、和え物、和洋菓子等。
かぼちゃ(南瓜)の種
ウリ科。
特に大きな種が多くできる専用品種から採取する。
【栄養成分】主成分は脂質。たんぱく質・亜鉛も豊富。リノール酸が豊富。
【調理法】つまみにしたり、菓子や料理に利用。
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