魚介類

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魚介類

魚介類とは、魚類と貝類を中心にした食用水産生物の総称。さまざまな分類法があるが、魚についてはその肉の性質によって「赤身魚」「白身魚」「淡水魚」と分けられることが多い。その他は、貝類・甲殻類・軟体動物等のように分類される。

あなご(穴子)
アナゴ科。一般的にあなごといえば「まあなご」を指す。うなぎに似ているが、うろこがなく、脂も少なく淡泊。血液に弱い毒を持つ。
【種類】まあなご、くろあなご、ごてんあなご、ぎんあなご等
【栄養成分】ビタミンA等が豊富。
【調理法】蒲焼き、天ぷら、酢の物、寿司ダネ、練り製品等。
あじ(まあじ)
アジ科。味がよいためこの名が付いたといわれる。
体側線に沿って、ぜいごとよばれる硬くて鋭いウロコがある。
一般的に「あじ」といえば「まあじ」を指す。
【調理法】たたき、刺身、焼き魚、煮魚、酢の物、揚げ物、ムニエル等。
うなぎ(鰻)
ウナギ科。
脂がのると腹側が黄色くなるため、“胸黄(むなき)”と呼ばれたのが鰻の語源と言われる。
グアム島近海で産卵・ふ化し、しらすうなぎとなって日本の河川・湖沼等に上って淡水で成長する。流通しているものは、98%が稚魚を採取して大きく育てた養殖もの。
血液にイクシオトキシンという毒を含むため、生食はできないが、熱を加えると毒性が消える。
【栄養成分】ビタミンA・B・B2、不飽和脂肪酸が豊富。夏バテ対策に適した食材。肝にはビタミンA・B2が豊富。
【調理法】蒲焼き、白焼き、八幡巻き、酢の物、和え物、くん製等。
かつお(鰹)
サバ科。別名:ほんがつお、まがつお。
身は黒赤色で血合いが多い、代表的な赤身魚。
春に九州から北海道南部に北上し、秋には南下する太平洋の回遊魚の代表。
【調理法】刺身、たたき、焼き魚、角煮、バター焼き等。

いか類

いか類
軟体動物で頭・胴・腕からなる頭足類に属する。全世界で早く500種、日本近海では約1300種類ほど生息。
石灰質の甲を持つ「コウイカ目」と、甲が薄く木の葉状またはひも状の軟骨を持つ「ツツイカ目」に大別される。
10本の腕のうち2本が餌等を捕まえる長い触腕で、胴には耳またはえんぺらと呼ばれるひれがあり、腹部には墨袋がある。
あかいか
胴長40㎝。ツツイカ目アカイカ科。
体色が暗赤褐色で、加工食品の原料にすることが多い。
【調理法】焼き物、いか飯、炒め物、天ぷら、くん製、塩辛、するめ等。
けんさきいか
胴長40㎝。ツツイカ目ジンドウイカ科。
別名:ぶどういか、まるいか、あかいか、しろいか、ごとういか等。
生きている時は透明感のある体色をしていて、環境や感情により体色を変える。
【調理法】刺身、焼き物、煮物、天ぷら、するめ等。
こういか
胴長18㎝。コウイカ目コウイカ科。
別名:すみいか。
胴部に大きくて厚い甲を持つ。身がやわらかく厚い。
【調理法】刺身、寿司だね、天ぷら、煮物、焼き物、するめ等
するめいか
胴長30㎝。ツツイカ目アカイカ科。
日本海全域を暖流にのって回遊する。
三陸から北海道の太平洋側と、日本海沖で獲れる。
国内で漁獲するいかの半分以上を占める。
【調理法】いかそうめん、刺身、焼き物、煮物、揚げ物、干物等。
ほたるいか
胴長5~7㎝。ツツイカ目ホタルイカモドキ科。
体表の数百の発光器から青白い光を発するためこの名が付いた。
富山県富山市水橋から魚津市の海岸に、4~5月の深夜に産卵のために雌が海面に浮上してくる。大群で海岸近くまで押し寄せるのは富山湾独特の現象で、国の特別天然記念物に指定されている。
【調理法】生食、ゆで煮、煮物、つくだ煮、干物、酢みそ和え等。
【栄養成分】ビタミンA・B12・E等が豊富。
やりいか
胴長40㎝。ツツイカ目ヤリイカ科。
姿が槍の穂に似るためこの名がついた。
やりいかは非常に太い神経をもっていることから、生物学では神経性理のモデル生物としても用いる。
【調理法】刺身、干物等。
ムール貝(いがい)
殻長=13㎝
イガイ科の二枚貝。日本産はほとんど出回らず、輸入のむらさきいがい(ムール貝)が流通している。
【調理法】焼き物、煮物、酢の物、クリーム煮、ブイヤベース、パエリア等。中国料理では乾燥したものを高級食材とする。
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