藻類

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藻類

藻類は、主に胞子で繁殖し水中で成長する植物の「海藻」と、種子で繁殖しあまり食用にならない「海草」に区別されている。
現在、世界中では約8000種の海藻が知られているが、日本近海から産するものは約1200種。生のまま食べたり、乾燥させて干し海苔や佃煮などに加工される。

あおさ
アオサ科。沖縄ではアーサーと呼ぶ。
食用にするのは大きくなるにつれて大小の穴がたくさんあく“あなあおさ”で、海岸に近い岩に付着している。香りが大変良い。
【調理法】汁物の具、酢の物等。海苔の佃煮の原料にもなる。
あおのり(青海苔)
アオサ科。すじあおのり、うすばあおのり、ひらあおのり、ぼうあおのり等の総称。
寒帯から熱帯までの、海水と淡水が混じり合う汽水域に広く分布し、養殖もおこなわれている。
独特の香りと鮮やかな緑色が特徴で、料理の香りづけや彩りに利用する。
採取後、水洗いして風で乾燥して出荷。あぶって粉末にしたものを「もみあおのり」という。
【調理法】汁物、天ぷら、ふりかけ、つくだ煮等。
いわのり(岩海苔)
ウシケノリ科。
養殖されない天然のりで、岩にはりついて生育し、冬から春に繁殖する。
冷水で洗ってからごみを取り除き、つくだ煮にしたり、すいて干し海苔にする。
【調理法】汁物、つくだ煮、ほしのり等。
海ぶどう
イワヅタ科。別名:くびれずた、長命草。
薄緑色で、直径1~2mmの粒状の葉が付く。ぷちぷちとした歯応えから「グリーンキャビア」ともいわれる。
産地以外では塩漬けや海水漬けが出回っているが、塩漬けは粒がしぼんでしまい、ぷちぷち感がなくなる。塩水漬け生に近い食感が味わえる。養殖もおこなわれている。
【調理法】酢醤油等で食べる。
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