2020年3月10日放送の『林修の今でしょ!講座』は「今でしょ!クイズスクール」。今回のテーマは朝食の裏ワザSP。焼きムラのないトーストの作り方、ふわふわ食感のオムレツの作り方など、紹介された情報をまとめました!
今でしょクイズスクール「朝食の裏ワザSP」
東大クイズ王・伊沢拓司が作成したクイズに林修が挑戦!その出来をジャッジする「クイズスクール」。今回のテーマは『朝食の裏ワザ』!
朝食をもっと美味しくしたい、楽に作りたい!そんな人のための裏ワザを紹介!
焼きムラの少ないトーストが簡単に作れる方法は!?ふわふわ食感の柔らかいオムレツを作る方法は!?
食パンをムラなく焼く方法
お店で食べるとカリカリで香ばしいトースト。でも家で焼いてみると焼きムラができてしまう…。焼きムラがあるとサクサク感も減ってしまう…。
でも!ある置き方をするだけでお店のようなムラなくきれいなトーストに!
ヒント:焼きムラのカギはパンの水分量。
正解 → 「パンの下(凹んでない方)を奥に置く」
実は食パンには上下があり、上部と下部によって密度が異なります(凹んだ方が上)。
(発酵によって生まれた炭酸ガスがパン生地を押し広げて全体が膨らむから)
下:密度が高く水分が多い(熱が通りにくい)
トースターは奥の方が高温になります。水分が多くて焼きづらい「下」の方を奥に入れると焼きムラが出来ません♪
食パンの保存方法
1回では食べきれない食パン。残りを袋に入れて保存すると、食パンはカチカチパサパサに…。
でも、あるものを一緒に入れておくだけで、ふんわりもっちり!
A:レタス
B:ごま
C:焼きのり
ヒント:パンが硬くなるのは水分が抜けるから
正解 → 「A:レタス」
1.レタスの葉を数枚ちぎってパンの袋に入れる。
水分量の比較は下記の通り。
レタス:96%
ごま:5%
焼きのり:2%
レタスを一緒に入れておくと、レタスにたっぷり含まれた水分で加湿が行われ、食パンはふんわりもっちり♪
ちなみに、パンの袋に入れたレタスは食べることができます。水分が失われているため、スープがオススメ!
ふわふわのオムレツの作り方
ホテルの朝食で出てくるオムレツはふわふわやわらかで美味しい♪ でも、家で自分で作るとかたくなってしまう…。また、忙しい朝食作りの時間に火加減をこまめに調節するのは面倒…。
でも!あるものを少し入れるだけでふわふわでやわらかーいオムレツに!しかも朝食に嬉しいヘルシー食材♪
A:ヨーグルト
B:オリーブオイル
C:きな粉
ヒント:たんぱく質の結合を緩めることでふわふわ食感に。
正解 → 「A:ヨーグルト」
1.ボウルに卵を割り、塩を加えてよく混ぜる。
2.卵3個に対し、ヨーグルト(大さじ1杯)を加え、混ぜ合わせる。
3.あとは普通に焼くだけ!
卵をフワフワにするには、たんぱく質を緩めることがポイント。
卵のたんぱく質は酸性になると結合が弱くなります。
卵(中性)+ヨーグルト(弱酸性)=弱酸性
そのため、たんぱく質の結合が弱まり、硬くならないふわふわオムレツに!
ゆで卵をむきやすくする方法
手軽に食べられておいしいゆで卵。
茹でる前の生卵にあるひと手間を加えるだけで、殻が簡単にむける裏ワザが!
ヒント:むきにくい原因は白身の膨張。白身の膨張を防ぐため茹でる前に行うひと手間とは?
正解 → 「底に軽くヒビを入れる」
1.卵のとがっていないところにスプーンで割れない程度にヒビを入れる。
2.いつもどおり茹でればOK
白身を膨張させる犯人は二酸化炭素。二酸化炭素が膨張することで薄皮を圧迫し、殻がむきにくくなる…。卵の底にヒビを入れると、ヒビから二酸化炭素が逃げ、白身の膨張を防ぎ、薄皮が圧迫されないんだそう。
ヒビを入れる場所もポイント。ヒビを入れるのは卵の底。卵の底には空気だけが入った「気室」があり、ヒビを入れても空気だけが出ていき、薄皮は破れないので中身は出ていかない。
*余談ですが、私個人的には、「マツコの知らない世界」で紹介された「ゆで卵の作り方」がオススメですよ♪
まとめ・感想
▼テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」
火曜 19時00分~19時54分
出演:林修、松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)