料理に使用する食材や調味料について、概要や栄養成分・調理法などを紹介。
カテゴリー毎にまとめてみました。
穀類
「収穫量が安定している」「長期保存できる」「簡単に調理できる」ことから、古くから世界各国で栽培されてきた穀類。
米・小麦・とうもろこしは“世界三大穀物”とされる。その他、大麦・えんばく・ライ麦・あわ・ひえ・きび・そば等がある。
いも類
地下茎や根の一部に多量のデンプンやその他の多糖類が蓄えられて肥大し、塊茎(かいけい)や塊根(かいこん)となったもの。
穀物と同様に、エネルギー源とされる。
豆類
古くから世界各地で栽培されているマメ科の植物。現在世界中では約80種が食用とされ、加工品も多数作られている。
(グリンピースや枝豆のように、未熟な種子やさやを食するものは「野菜類」に分類)
種実類
「種実類」とは、植物の種子や堅果類の果実で、食用にするものをいう。果実類では果肉を食用とするが、種実類は種子の胚や胚乳を食用とする。煎ってそのまま食用にしたり、油を搾ったり、料理や菓子にも広く使われる。
詳しくはこちら野菜類
野菜は栄養価に富み、ビタミンやミネラルの主要供給食物で、健康を維持していくために欠かせない食材。
詳しくはこちら果実類
特有の芳香、色、みずみずしさ、さわやかな甘味と酸味を持つ、季節感あふれる食品。生で食べることが多いが、ドライフルーツ・ジャム・ゼリー・ジュース・果実酒等にも加工される。
詳しくはこちらきのこ類
きのこは、大型の胞子組織を形成する菌類。日本は気候が温暖多雨で、キノコの生育に適している。
毒性を持つものも多く、見分け方も難しい。食用にされるのは約100種類で、その中でも市場に出回るのは15種類ほど。松茸以外のほとんどのきのこは人工栽培されていて、季節に関係なく一年中楽しめる。
藻類
藻類は、主に胞子で繁殖し水中で成長する植物の「海藻」と、種子で繁殖しあまり食用にならない「海草」に区別されている。
現在、世界中では約8000種の海藻が知られているが、日本近海から産するものは約1200種。生のまま食べたり、乾燥させて干し海苔や佃煮などに加工される。
魚介類
魚介類とは、魚類と貝類を中心にした食用水産生物の総称。さまざまな分類法があるが、魚についてはその肉の性質によって「赤身魚」「白身魚」「淡水魚」と分けられることが多い。その他は、貝類・甲殻類・軟体動物等のように分類される。
詳しくはこちら肉類
野生のものは古くから食用とされ、畜産の歴史は古い。実際は日本で畜産物としての食肉需要が急激に増加したのは1960年代後半から。一般に飼育されている品種には、純粋種を交配・改良して作った「交雑種」が多い。
畜産物のなかでも、牛・豚はハムやソーセージ、ベーコンなどの加工品も多く、鶏とともにもっともよく利用される。
卵類
一般に食用とされているのは卵類はにわとり・うずら・アヒル・七面鳥等の卵。日本でもっとも広く利用されているのは鶏卵。
卵黄・卵白ともに調理性が高く、食品加工にも広く用いられる。
乳類
生乳はほ乳動物の乳腺からの分泌物で、その動物の発育に必要な栄養素をすべて含んでいる。食用とされるのは、牛乳・山羊乳・羊乳などで、日本ではそのほとんどが牛乳である。牛乳からは加工品も多く作られ、広く利用されている。
詳しくはこちら調味料
味覚の基本である塩味・甘味・酸味・苦味・辛味・うま味を食品に与える材料。人のし好を満たし、食欲を増進させる。
詳しくはこちら嗜好飲料類
栄養摂取を主な目的とはせず、香味や刺激を楽しむための飲料。
アルコールを含む飲料(酒精飲料)とアルコールを含まない飲料(ソフトドリンク)に大別され、ソフトドリンクには、清涼飲料類(果実飲料、乳清飲料など)のほかに、コーヒー・ココア・茶などがある。